マンションリノベーションのすすめ

今、注目されているマンションリノベーションとは

リノベーションとは、大きな意味では、一般に言われる『リフォーム』と同様、建築物の改築・改装のことをいいます。しかしリフォームが「古くなったので新しいのに取り替える」「壁紙が汚れたから貼り替える」などマイナスの要素をを直すことを第一目的にするのに対しリノベーションとは、いわゆる修理・修繕ということよりも

「より豊かに、心地よく、空間を一新し、今の環境に合わせる」

というプラス志向の動機で、建物をつくり変えることを「改革・刷新」の意味もあるリノベーションという言葉を使うようになりました。その中でも中古マンション×リノーベーションが注目されています。その理由は下記にあります。

理由① 立地条件のよい物件が多い

中古マンションは以前に建てられている・・・既存建築物。つまり立地条件(駅近、前面道路が広い等)が良い所に建っていることが多いのです。今より昔のほうが土地活用される方が多かったからだと思われます(高度成長期含め)

今、同じ良い立地条件で新築マンションを買おうとするとコスト(費用)がかかり、負担が大きくなります。しかも新築マンションの場合は購入時点(売買契約時点)段階ではモデルルームしか見れない場合が多いので実際に住むお部屋の広さ等のイメージが湧きにくいです。ですが中古マンションの場合は既存建物なのでお部屋の様子(広さや雰囲気)をしっかり確認できます。

理由② 自分だけの空間をつくることができる

マンションの場合、構造的に壁を取り壊したり、好きに間取りを変更ができる場合が多いです。(変更にも限度がありますが)ですので自分らしい暮らしを手に入れやすいです。例えば

  • 4LDKの間取りを1LDKの広々空間に。
  • 趣味をいかせるような空間に。
  • 男間インテリアが似合う空間に。
  • おしゃれなカフェみたいな空間に。
  • 海外みたいな(ブルックリンテイスト)な空間に。
  • 本屋さんみたいに壁面にたくさんの本棚がある空間に。
  • ハンモックやボルタリングができる壁がある空間に。

などなど、自分の想いをカタチにする空間づくりができます。

理由③ コストパフォーマンスが良い

上記のような個性的な空間を新築マンションで実現するとなると、皆さんも想像出来るようにすごくコストがかかります。

それに比べ、中古マンションの場合はコストパフォーマンスが良いのです。例えば

・普通の間取りの新築マンションの価格 2600万円

・中古マンション物件価格 1300万円 + リノベーション費用 900万円あわせて2200万円

立地条件、自分だけの空間、そしてコスト。

これが今マンションリノベーションが注目される理由だと考えます。

これが高いのか?安いのか?決めるのはお客様の次第だと思います。


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※マンション購入にあたっての注意点※

・マンションの工事にあたっては管理組合の事前許可が必要です。マンション工事は区分所有法や各マンションの管理規約にのっとった形で行わなければなりません。

・個人レベルでの工事の可能なものは、マンションの管理規約において記載され定義づけられている「占有部分」に限られますので、リノベーション・リフォームを前提に物件購入される方は、事前に十分規約をお読みになってください。

・最近ではマンションの床材はフローリングが一般的となってきましたが、本来フローリングは階下への遮音性が悪く、遮音性能に劣る(遮音等級値LL50~)フローリングにリフォームして階下とのトラブルが絶えないなどの問題も過去には多くあったそうです。こうした過去の反省から、最近ではマンション管理組合の管理規約が厳しくなってきています。遮音フローリングへのリフォームにあたっては、LL-45もしくはLL-40の遮音等級基準を満たしたフローリング材の使用が義務付けられています。リノベーション・リフォームの際には、マンション管理規則を十分にご覧いただき材料の選定を行ってください。

また、工事の際にはマンション管理組合の事前承認を得なければマンションの工事が行えませんので、各種書式による申請用紙の届け出は工事希望日に間に合うように行っていただく必要があります。


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